新日本プロレス 中西学引退とブルーオーシャン
スポンサーリンク
どうも!プロレス大好きおじさんです!!
人生の節目に必ず別れが存在します。友人との別れ、学校との別れ、職場との別れと……別れが辛いのはそれだけ素晴らしい思い出があるからです。
そんな人生において大切な経験を味わわせてくれるプロレス団体と言えば、もちろん新日本プロレスです。
今回は先日引退した中西学選手について語ります!!
中西学選手と言えば、新日本プロレスでは貴重なアナログタイプの筋骨隆々タイプのスーパーヘビー級選手です。
そのパワーは外国人選手に負けず、オリンピアンらしいレスリングの技術と伴い新日本プロレスの看板選手の一人として一時代を築きました。
また、天然キャラがウケ、さんまのからくりテレビで、おぎやはぎとコーナーを持つなど、テレビタレントとしても露出があり、近年では冬でもタンクトップ一枚で田舎を歩き回り昼飯を食べる番組など、シリアスギャグをお茶の間に見せてくれます。
オールドタイプのレスラーらしい大食漢で、モンスターモーニングという巡業先のホテルの朝食バイキングを大量に盛り付ける画像をtwitterに載せ、バズっていたりと、とにかく個性的なレスラーでした。
おじさん的に、心に残っている試合は、新日低迷期に行われたノアとの対抗戦です。森嶋、力皇のワイルド2に吉江とのタッグで挑んだGHCタッグ戦を録画して何度も何度も見ました。当時のノアは勢いがあり、新日を人気で逆転していました。そんな中での対抗戦です。当時のおじさんはピュアだったので、ブックの存在など信じていませんでした。今思えば、勝敗は力関係で勝るノアの勝ちブックだったのは当然だとわかりますが、それにしても、中西が圧倒的なのです。ノアの巨漢レスラーは開始数分で息があがり、見るからに運動量が落ちているのですが、スポーツエリートの中西はパワーでも、スタミナでも、テクニックでも圧倒しているのです。プロレスファンに新日のパワーファイターの凄さを知らしめることができ、関係者でも何でもないのに、すごく誇らしかった自分がいました。
そんな中西選手も大けがをし、年齢も重ね、引退となりました。とても寂しいですが、多くのプロレスファンに、多くの思い出を残してくれた中西選手に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そんな中西選手が引退し、思うことは、今の新日に純粋なパワーファイターがいないことです。今のトレンドはカッコいい体であり、昔ながらの選手が減っています。真壁選手、鷹木選手、石井選手などがとても近い感じですが、本当の意味でのパワーファイターとしては、少しタイプが違う気がします。
そんなライバルがいないパワーファイターが、今後海外展開も重要視する新日本プロレスには必要ではないでしょうか?日本人で外国人にもパワーで勝てる、美しく、ボリュームがある筋肉を誇るファイター、このポジションは需要があると思います。
でも、そんな選手が出てきても、中西選手と比較してしまうんだろうなぁ……おじさんにとって、一生忘れることができない選手になっているのです……中西……うっ……
モンスターモーニングは皿を多く使っているといつも思っているおじさんでした。