新日本プロレス G1クライマックス 仙台大会 その１ 鈴木みのるのプロレスIQ

どうも！プロレス大好きおじさんです！！

オジサン的G1クライマックス前半戦MVPは圧倒的に鈴木みのるです。彼が前哨戦で、翌日戦う相手にことごとく挑発していきます。それのおかげで、鈴木みのると対戦する相手すべて因縁ができ、ストーリー的に面白くなります。ケニーを挑発したと思ったら、SANADAを挑発し、今はイービルです。本当にプロレスがうまく、プロレスIQが圧倒的に高いと感じました。

 ヒロム、イービル　VS　鈴木、タイチ

G1公式戦ではありませんが、とても面白かったです。ゴング前にイービルから鈴木に先制攻撃を仕掛けたのですが、これが鈴木の怒りの導火線に火をつけました。イービルの顔めがけてペンのようなものを鬼の形相で押し付けます。この顔もプロレスです。こういう観客に対しヒールをアピールできる、職人芸です。お客さんもベビーとヒールがはっきりしていると応援しやすいです。ここまで計算していると思います。そして翌日の対戦につながる遺恨の残し方、最高です。

50近いのに体も出来上がっていて、スタミナもあり、スピードもある。歴代レジェンドの50歳時点でのコンディションは過去最高かもしれません。おじさんの主観ですが、かつて天龍が53才という技を駆使し、新日本に参戦していた時、体もダルダルで、おじいさんというイメージしかありませんでした。もともとスリムな体形なので、体の皮があまり肉というのもありますが、体もきれいです。

試合内容より、遺恨の持って生き方のうまさに感動した試合でした。

ザック　VS　ファレ

156キロのファレと85キロのザック、二人の体重差が話題になっていた試合です。ザックはヘビー級の肉体ではないのはだれが見ても明らかですが、それを補うテクニックで台風の目になっています。試合はファレがパワーで圧倒するという試合展開です。ザックの攻撃は重さが感じず苦戦していました。それでも、ザックはテクニックを駆使し反撃をしていきます。肉ではなく、関節、骨を狙った攻撃でファレに対し確実にダメージを与えていきます。最後は丸め込みでザックが勝利です。良かったのですが、見ていたザックがかわいそうに感じてしまうのは、おじさんだけでしょうか。受けるダメージが本当に痛そうに感じてしまうのです。はい。ヘビーで戦うなら、最低でも次の試合の飯伏くらいは肉があった方がおじさんは好きかもしれません。（飯伏もヘビーでは細いですが）

続く

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