ダメおじさんのプロレスライフ

ダメ人間ですが、プロレスが好きです。

新日本プロレス これは悪です。すべては悪です。イービルことワタナベの野望とは!?

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頭の中の天使と悪魔のイラスト(男性)

This is evil.everything is evil.すべてはイービルだ。

人間の心には誰しも、天使と悪魔が住んでいると言われています。

その割合は人により差があり、悪魔の心を持っている人でも、自制心で自分の中に綴じこめている人もいます。

今回は、悪の心に支配された、静岡出身の心優しき青年のお話です。

 伊豆半島中北部にあり、三嶋大社で有名な静岡県三島市出身のワタナベの人生は決して順風満帆と言えるものではなかった。高校を卒業し、横浜の専門学校を辞めて、アニマル浜口道場で練習をして受けた新日本プロレスの入門試験は不合格という、あまりにも残酷な結果を彼に打ち付けた。だが、彼は諦めなかった。諦めない、プロレスラーにとってもっとも大事ともいえる要素を彼はこの期間に身に着けたのか、2年後に再度受けた試験に見事合格したのだ。

厳しい道場での生活の彼は耐え抜いた。以前身に着けた諦めない心共に、苦しい練習、集団生活、プロレスラーの基礎を杵築上げたのだった。

当時のワタナベは、よく棚橋のブログに出ていた。主にいじられ役として……ヤングライオンとして、その後、経験を積み海外へ武者修行に行ったのだ。

プロレスラーにとって重要なのは、おじさんの主観ではあるが、セルフプロデュース能力①見た目②試合③トーク力、だと思っている。この時点でワタナベは、画面を通してでしか知らないのだが、決してハンサムとは言えず、身長も高いわけでもなく、トークに関してはあまり聞く機会がない、普通のヤングライオンというイメージしかなかった。

しかし、彼には役者としての才能があったのだ。武者修行後、イービルという内藤哲也のパレハとして新日本に帰ってきた。あの純粋そうな黒髪の青年が、自分のことを悪と言っている。おじさんはあまりの変わりように驚愕した。彼は悪なのだ。

誰がプロデュースしたのかわからないが、ワタナベには悪としての役割をあてはめられた。今となって思えば、ヒールでこそ活きるレスラーだったのかもしれないが、彼は自分の役割を演じきった。

そして、決め台詞である「this is evil ……」おじさんは一人になると考えてしまう。このセリフの意味を。考えて考えて考え抜いても、いまだに結論は出ない。考えるな、感じろということなのか……いや、答えはすでに出ていたのだ。すべてはイービルだ。こういうことなのだ。

最近では、このセリフを色々なレスラーがリスペクトをし、マネをしている。例えば、ケニーオメガだ。G1会見でのマネに世界中が驚いた。おじさんも驚いた。

また、彼はG1で素晴らしい試合をたくさん見せてくれた、いや、魅せてくれた。世界的なレスラーになっているオカダ戦での勝利に、イービルのレスラーとしての格も上がっていることを実感した。素晴らしい成長だ。

同世代の、オカダ、SANADAへのジェラシーむき出しのプロレス、また、同じユニットのボスである内藤に対する尊敬と感情、こういうのが混ざり合っていると、web東スポのインタビューで直接述べられてはいないが、感じ取れる。

オカダからIWGPを奪取し、1・4東京ドームのメインで、内藤哲也と勝負することを「刺激的だろ?」というイービルはトップレスラーとしての風格が出てきているのかもしれない。

個人的には、もう少し感情をむき出しにし、何を考え、何を思っているのかトークして欲しいのだが、今のキャラでは難しいのかもしれない。

そんな悪に染まり、悪を演じるイービルだが、棚橋ブログで、高橋ヒロムと変顔を毎日のようしていたことは決して忘れない……This is evil.everything is evil.すべては……イービルだ……。

 

 

信長の野望・大志

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